2011年05月28日

不活化ポリオワクチンの記事

長崎新聞の記事

5月28日のながさきニュース
長崎新聞

長大病院がポリオ不活化ワクチン予防接種 希望者に来月から

 長崎大学病院(河野茂病院長)は6月から、保護者が希望する乳幼児にポリオの不活化ワクチンの予防接種を始める。ポリオワクチンをめぐっては、定期接種で投与した生ワクチンが原因とみられる乳幼児らの感染が発生。国は開発中の国産不活化ワクチンを来年度中に導入する方針だが、接種時期を迎えた保護者の要望に応え輸入ワクチン導入に踏み切った。

 同病院によると、全国の国公立大学付属病院で不活化ワクチン接種を明らかにした病院はないという。

 ポリオワクチンには、ウイルスを殺し(不活化)免疫を付けるのに必要な部分だけを集めた不活化ワクチンと、病気を起こさない程度に病原性を弱めた生ワクチンの2種類がある。

 国内では生後3〜18カ月の乳幼児に口から飲ませる生ワクチンを2度投与している。厚生労働省結核感染症課によると、この10年間で、ワクチンが原因となった患者21人(家族6人含む)を認定。欧米は不活化ワクチンを標準的に使っているが、国内では承認されていない。このため私立大病院や民間病院がホームページなどで告知し個人輸入して接種しているが、県内にはなかった。厚労省は来年度中に複数の国内メーカーが開発中の3種混合に不活化ワクチンを加えた4種混合に切り替える方針。

 長崎大学病院は小児科内に特殊ワクチン外来を設置して対応する。自由診療となるため1万8千円(3回分)は自己負担になる。小児科の森内浩幸教授は「ワクチンは本来、乳児の健康状態や家族構成などを把握したかかりつけ医が打つべきだが、特殊事情を踏まえ対応することにした」としている。
posted by くま at 11:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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